愛臨技のご案内

会長挨拶

 平成31年を迎え、それぞれが思い思いの心を持って残る平成の日々を過ごされることと思います。

 そして、会員の皆様におかれましては、これまでも日々変わることなく技師会活動に積極的に取り組んで頂き、心より厚く御礼申し上げます。

 ご承知のように、現在の日本は少子高齢化に伴い社会保障制度の在り方も大きく変わり、住み慣れた町で最後まで幸せに暮らしていく「地域包括ケアシステム」を構築することが国策となっています。いま医療・介護・福祉に関わる方は、日本の課題である総人口の減少、労働人口の減少、医療・介護・福祉・年金の社会保障費の不足、地方自治体における財政基盤の崩壊、過疎地域のコミュニティの崩壊、都市部の高齢者の急増などの多くの問題から派生する課題に対して懸命に対応しています。

 そのような日本の中で、私たち臨床検査技師が社会の一員として求められていることは大きく二つあると思います。「本来の臨床検査業務を極めていくこと」そして「新たな地域包括ケアへの参画など社会協働に積極的に取り組むこと」です。今、私たちは目指している地点、そこに到達するための手段、そこに向かうための考え方のベクトルを合わせて、社会の現実と将来を理解するとともに、新たな概念や考え方に結びつく知識を得て、自身に必要とされる行動を素早くとることが大切だと考えます。

 また今後は、IoT、AI化の知識の導入に戦略的に参画することも重要です。世界のAI化は進み、各企業における自身の成長拡大やグローバル化戦略の主軸となっています。医療分野においても、研究開発し事業展開する企業によって進化した技術やシステムが導入され、今後は画像診断や臨床検査を中心に仕事の形態が変わっていくとも言われています。これから先の臨床検査技師は、このIoTやAIを理解し使える技術を持つことが必要だと思います。

 医療を取り巻く社会的環境が大きく変わった今、私たちの将来へ向けた課題は少なくありません。その解決には今までの経験知だけでは困難で、情報や知識に裏打ちされた解決方法の技術が必要です。そして、組織を活かすということを考えるならば、業務や職域での臨床検査技師の在り方を俯瞰する視点を持ち、会員や組織の未来構想のビジョンに沿ったキャリアデザインを描いていく環境を作ることが必要だと考えています。まずは愛臨技として、今まで培ってきた業務や学術活動、精度管理技術を高めるとともに、新たな社会と共存する臨床検査技師を目指して、県民市民や行政などへ向けた情報発信と行動をしていきたいと考えています。
今後とも、(一社)愛媛県臨床検査技師会活動に対しまして、ご理解並びにご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

平成31年元旦
会 長
高村 好実
1962年生まれ
〔学歴〕

日本医療学院専門学校卒業(臨床検査技師資格取得)

多摩大学院 経営情報学研究科博士課程前期(修士)終了(MBA取得)
(現在、多摩大学医療介護ソリューション研究所フェロー)

〔職歴〕

大阪府の3つの病院勤務を経て、1986年より市立宇和島病院に勤務し、現在、市立宇和島病院 臨床検査科 副技師長

〔分野〕

専門分野は、MRI検査、臨床検査、ヘルスケア(認知症、地域包括ケアシステム、多職種連携、在宅医療など)

研究分野は、問題解決学、クリティカルシンキング、リーダー論、組織マネジメント、プロジェクトマネジメント、ストレスマネジメントなど。

論文:地域包括ケアシステム論、心臓MRI検査など。

〔現在の公職〕

一般社団法人 愛媛県臨床検査技師会 会長(代表理事)

公立大学法人 愛媛県医療技術大学経営審議会 委員

愛媛県医療推進協議会 理事

愛媛県糖尿病対策推進会議 幹事

認知症疾患保健医療福祉連携協議会 委員

宇和島市認知症推進部会 委員

手をつなぐ南予プロジェクト 代表

日本認知症予防学会 理事

一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会 理事

愛臨技の沿革

一般社団法人愛媛県臨床衛生検査技師会は 、その前身として昭和 28 (1953) 年 9 月に愛媛県衛生検査技術者会として誕生し 、翌年からは日本衛生検査協会の愛媛県支部としての役割も担うようになった。それ以来、節目として昭和47 (1972)年11月には創立20周年記念学会を、昭和57(1982)年11月には創立30周年記念学会を開催した 。
社団法人格の取得は 、平成 3(1991)年11月13日付けで認可され 、翌平成4 (1992)年2月15日に社団法人設立記念式典・祝賀会を開催した 。以来20数年の時を経て、社団法人設立25周年を迎えようとしている。
1 公益事業
毎年、歳末助け合い運動、献血への協力を行ってきた 。平成7 (1995)年より臨床検査展と一般公開の講演会を開催してきたが 、平成10 (1998)年からは松山市主催の“みんなの生活展”にも参加し 、臨床検査技師の役割と健康意識の高揚を訴えた。
2 精度管理事業
精度管理に関する特別講演の開催や日臨技部門別検査研究班のコントロールサーベイへの参加を呼びかけた。平成元 (1989)年度から愛媛県臨床検査技師会精度管理事業を組織し、コントロールサーベイを中心とした精度管理事業を開始した。毎年、60施設以上の参加があり、精度管理の重要性が認識されつつある 。また、平成 5 (1993)年度からは衛生検査所の外部精度管理調査事業も県からの委託を受けて実施している。
3 学術活動
(1) 全国学会:平成6 (1994)年5月に第43回日本臨床衛生検査学会・定期総会を村瀬光春学会長のもと松山市で開催した 。
学会参加人員は5, 880名、展示会入場者は延べ14, 200名であった 。

(2)中国・四国臨床衛生検査学会:昭和40 (1964)年1月に第 l 回四国衛生検査学会(山岡邦夫学会長)が松山市で開催されたが 、昭和43 (1968)年10月に中国衛生検査学会と統合され、昭和44 (1969)年11月に第2回中四国衛生検査学会 (山岡邦夫学会長) が松山市において開催された 。以後、中四国11県の輪番で 、第11回(井出寿夫学会長)は昭和53年9月に松山市で、第20 回(河合凱彦学会長)は昭和62年11月に松山市で 、第29回 (池田稔学会長)は平成8 (1996)年10月に新居浜市で開催された。

(3) 県学会・研修会等:毎年春期に県学会 、秋期に研修会を渉外部特別講習会 、愛媛県精度管理講習会を開催した(表)。
平成 2 (1990)年からは新人を対象とした夏期研修会(受講者は100名を越えた)も開始した。その他、生涯教育研修を目的として四国 、県、各支部単位で研究班主体の研修会を毎年40回~60回開催している。
4 会誌発行
昭和41 (1966)年10月に愛媛県技師会ジャーナルNo I を創刊し、以後半年ごとに発刊 、昭和56 (1981)年より愛媛県臨床検査技師会誌と改名した創刊号(通巻27号)を発刊し、年 l 回の発刊と なった。現在21号(通巻47号)まで発刊されている。特集号は昭和47 (1972) 年に創立20周年記念号、昭和57 (1982 )年に創立30周年記念号を発刊した 。

会員構成

2017
(平成29年度)
2018 (平成30年度)
事務局未確認
年度末
会員数
会員数
会員数内訳
年会費入金内訳
入会
退会
継続
入会
入金済
(うち送金待)
免除
未入金
812
824
798
26
798(0)
7
24
12
2
2018/09/04現在

定款・諸規定

愛臨技のご案内 役員名簿 行事予定 入会案内
求人情報 会員専用 関連サイト 各種ダウンロード