第35回愛媛ブルーランドサマーキャンプ参加の報告
JCHO宇和島病院
臨床検査科診療部 山中 絵美
月7日~8日に、西宇和郡伊方町にある瀬戸アグリトピアで、小児糖尿病サマーキャンプの医療スタッフとして他の3名の臨床検査技師と共に参加してきました。小学生から高校生の主に1型糖尿病のキャンパーが参加されており、検査技師としては、血糖測定器の点検、HbA1cの測定、尿糖および尿ケトン体の測定を行いました。血糖測定器の点検は各メーカーの方と行い、私は主にコントロールチェックを行いました。点検結果を用紙に書き、そこにコメントも添えて、1人1人に測定器と一緒に手渡ししました。HbA1cはPOCT機器で行いました。微量血液量での測定が可能なため、キャンパー自身に穿刺してもらい、検査の様子を間近で見てもらいました。尿糖および尿ケトン体の測定を空腹時早朝尿で行ってみたところ、尿ケトン体陽性のキャンパーが数名みられました。
来は、3泊4日の開催予定でしたが、台風の影響のため1泊2日となり、あまりキャンパーとの交流ができなかったこと、血糖自己測定の様子を見回りきれなかったことについては心残りとなりました。しかし、夜中の血糖測定の見回りや、低血糖時の補食の様子などを見学させていただき、普段病院内で糖尿病患者さんと向き合っていてもなかなか関われない内容だったため、貴重な経験となりました。また、中学生以上のキャンパーが、自己の食前および食後2時間の血糖値を振り返り報告するというスタッフミーティングがあり、それぞれきちんと自分の内容を報告していました。血糖変動の原因を食事内容や運動量から考察し、次回につなげるための反省点まで説明しており、私が思っていた以上に糖尿病と真摯に向き合っている姿が見受けられ、とても驚きました。
まで小児糖尿病患者と関わる機会が少なかったため、基礎インスリンが枯渇していることによる激しい血糖変動や持効型インスリン製剤の1日2回打ちなど、多くの発見があり勉強をさせていただきました。今回の貴重な経験を今後の療養指導に活かせていければと思いました。
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